2017-01-27 第193回国会 衆議院 総務委員会 第1号
そこで、もちろんこの特会の借金ということ自体が古いやり方でありますから、今後これを盛んに用いるということはないと思いますし、その前提でお聞きしたいと思いますが、今後も、こういった途中の見積もり誤りのようなケースも含めてでありますが、特会の借金をふやすことによって対応していくというよりは、むしろ特会の借金は今少しずつ年々減らしていっていただいていると思います。
そこで、もちろんこの特会の借金ということ自体が古いやり方でありますから、今後これを盛んに用いるということはないと思いますし、その前提でお聞きしたいと思いますが、今後も、こういった途中の見積もり誤りのようなケースも含めてでありますが、特会の借金をふやすことによって対応していくというよりは、むしろ特会の借金は今少しずつ年々減らしていっていただいていると思います。
私どもとしては、過小にも過大にも見積もり誤りを起こすということは決して自慢のできることではございません。使える限りの指標を使い、我々としてできる限り正確なものを算出しておる、そのように心得ております。
こうした状況を考えますと、本院でもしばしばおしかりを受けたことでありますけれども、プラスの税収の見積もり誤りということでしばしば御指摘をいただいたわけでありますが、そういう状況を安易に期待できる状況ではありません。
このような税収見積もりの誤り、特に法人税収のマイナスの見積もり誤りというのが五十六年、五十七年度においても二年あったわけです。
その年税額の実績見込み額を基礎といたしまして、生産の状況がどうなるか物価の状況がどうなるか等々を勘案しながら伸び率を推計していくわけでございますが、かねて法人税の見積もり誤りを生じました一つの原因といたしまして、製造業以外のものの税収見積もりに問題ありと私どもも考えまして、これも安恒委員の御指摘を受けた点でございますけれども、したがいまして消費等の動きも勘案する。
というよりも、本来、本院でもしばしば私どもおしかりを受けましたように、税収の見積もりの適正をまず我々は心がけなければならないという第一の命題がありますとともに、たまたま税収の見積もり誤りが増の側に出た場合を今委員は言われましたけれども、実は税収見積もりの誤りはマイナスになったことも過去ございます。率直に申し上げて、我々の問題としてそういう問題が起きたこともございます。
と同時に、ここ数年間私どもはその税収の見積もり誤りということでしばしば本院においてもおしかりを受けてまいりました。そして平成二年度予算編成時におきまして、その時点において行使し得る資料すべてを使い最善の見積もりの上に歳入の計画を立てたわけでありまして、私はこれが不正確なもの、その時点における入手し得る資料で考える限りにおいては、不正確なものであるという考え方は持っておりません。
○国務大臣(橋本龍太郎君) 毎年度の税収見積もりを策定いたします場合、見積もり時点における政府経済見通しなどをもとにして利用可能な資料を最大限活用しながら努力をしてまいったところでありますが、今委員から触れられましたように、このところの数年間、大幅な税収の見積もり誤りが生じておりますことについては今までにも本院においておわびを申し上げましたけれども、その見積もり誤りそのものについてはおわびを申し上げなければなりません
○橋本国務大臣 非常に大きな問題を続けて御提起をいただいたわけでありますが、税収の見積もり誤りそのものにつきましては、本委員会におきましても何回か私は実は遺憾の意を表する立場になりました。今後におきまして、万全を期すべく一層の努力をしていかなければなりません。
確かに、ここ数年、歳入の見積もり誤りがいろいろ本院においても御論議の対象となり、結果的に私どもとして遺憾の意を表する事態があったことも事実でありますが、これはある程度不確定なものがあることは委員も御理解をいただけると思いますけれども、私どもとしては、税収を確定する時点におきまして最大限の努力をしてまいったつもりでありまして、平成二年度の補正予算を仮に必要とする時点になりました場合、大蔵省としてその税収見積
○橋本国務大臣 税収の見積もり誤りにつきましては、これはおわびを申し上げる以外にありません。私どもとしても大変残念であります。また、これから先こういう事態を起こさないように、最善の努力を払っていかなければならぬと思っております。
そして、確かに税収の見積もり誤りについての御指摘は、これは私ども自身が残念に思います。しかし、委員が言われましたように意図的なものであったと言われますことは、これは私は心外でありまして、大蔵省の職員は真剣に見積もりを行いましたけれども、結果としてそれがぴしりと合わなかったという御指摘は甘受しなければならぬと思います。
これは、時計を気にしておられるところ大変恐縮でありますけれども、ここ数年実体的な生産活動が非常に好調でありましたことに加えて、株、土地、円高といういわゆる三高、また原油と金利安と言われる、こうしたものが相乗効果を生じて確かに見積もり誤りを生ずる結果になっておりました。この点については、ですから私はおわびを申し上げております。
○国務大臣(橋本龍太郎君) 結果として生じました過去の税収の見積もり誤りにつきまして、その責任を私ども回避いたそうとは思いません。 ただ、六十一年度という年を振り返ってみますと、これは私ども政府といたしましてもいろいろ考えなければならない問題点を持っておりますが、院におきましてもさまざまな御論議がありましたことを委員も御承知のとおりであります。
いずれにいたしましても、採算性ということについてはこれからの問題だと思いますので、非常に甘く見積もって結果的にはそれが見積もり誤りだったというようなことのないように、そういう意味でより慎重な採算性についての検討をこれからもお願いしたい、かように意見として申し上げておきます。
一般会計の歳入に見合うもの、これが大きく余った場合、これは当初の見積もり誤りでしょう。そのときにどうするかといったら、翌年度の予算を組むときに、その分を繰り越しておいてあとちょっとだけ足す、したがって翌年度でいいだろう、こういったことであって、一般会計への繰り入れ、要するに政令で決めているある一定限度以上は繰り入れるぞというあの条項を起こす必要はないのじゃないか。
ちょっと言い方は悪いかもしれませんが、こうした見積もり誤りが生じたのは、厚生省が五十九年度の当然増を削ることに急な余りに、十分な事前調査もせずに、単純な数字合わせだけで四百六万人が加入するというように考えたのではないかという一部の評論もございます。
そういう客観情勢にはございますが、いずれにいたしましても、七月時点で決算は確定するわけでございますから、私どもが補正後見積もりました税収見積もりに対しまして、誤差のぶれが何%ならどうという議論ではなくて、その結果を見て、私どもの作業が世の中にきちんと説明できないような見積もり誤りであれば、それ相応の責任を負うと申しますか、これはこのことに限らず当然のことであると考えております。
一にかかりまして、もちろんそれは私ども税収を見積もらなければならない当事者としましての見積もり誤りでございます。
○徳永国務大臣 法案の成立のおくれに始まりまして、諸経費の高騰あるいはまた運営費の見積もり誤りとかいろいろな問題がからみまして今日に至っているわけでございます。
要するに、円のフロート制に伴って、国の本予算に、相当なひずみといいますか、見積もり誤りが出てくるのではないか、ひいては地方財政に相当な影響を及ぼすのではないかという御質問であります。これはごもっともな御質問でありまするが、御承知のように、日本の経済は昨年来きわめて順調な伸びを示しております。